2001-06-26 第151回国会 参議院 国土交通委員会 第21号
それは、これはもう旧建設省でも有名な話になっておりますけれども、昭和三十年代に九州の筑後川上流に当時の建設省が建設した下筌・松原ダムの強制収用に反対して、すべてを犠牲にしながら十三年間にわたって反対闘争を繰り広げられた、いわゆる蜂之巣城の主人公であった故室原知幸さんの言葉でございます。
それは、これはもう旧建設省でも有名な話になっておりますけれども、昭和三十年代に九州の筑後川上流に当時の建設省が建設した下筌・松原ダムの強制収用に反対して、すべてを犠牲にしながら十三年間にわたって反対闘争を繰り広げられた、いわゆる蜂之巣城の主人公であった故室原知幸さんの言葉でございます。
そういう状況の中で、下流地域、特に恩恵を多く受けている地域との連携で、水源地域の山林の維持ということで、小国町を中心に、筑後川上流地域森林公有化協議会、大分県二町と熊本県二町、四町村で協議会をつくりまして、特に、筑後川ですので、福岡市等を中心にその公有化を求めていっております。これは国においても検討すべき課題ではないかと思います。 それから「山村地域における定住の促進」。
それから、そういうことだけではなくして、例えば福岡市民のいわゆる市民の森というものを、小国町とは限りませんけれども筑後川上流の農山村につくることによって、それは福岡市なら福岡市が購入するわけですけれども、その森林の管理を小国町であれば小国町の森林組合なりに任せることによって、安定した職場がつくれる。
そしてまた、筑後川上流であります山系でございまして、やはり河川の周辺に大変なそういう風倒木等々が横たわっておる。これが、近づく梅雨どきにおきましては二次災害に発展することは間違いないと申し上げてよかろうかというように考えるわけでございます。
特に白川上流の黒川、ここでは内牧温泉というのがありまして、そしてまた筑後川上流の杖立川、ここには杖立温泉というのがございまして、この両地区は、ちょっと水が出ればもう二、三年に一回は必ずその温泉地が水浸しになる、このようなわけで、毎回そういうような目にずっと繰り返し遭っておるわけでございます。
その意味におきまして、将来の抜本的な水資源対策であります広域利水について、筑後川上流ダム計画の早期実施を含めて、筑後川水系水資源開発基本計画の促進が特に望まれるのであります。
○瀬野分科員 時間が詰まってまいりましたので、次にお尋ねしますけれども、熊本県、大分県、福岡県にまたがる筑後川上流に建設されましたところの下筌ダムに関係する地割れ問題についてお伺いをいたしたいと思います。
そうすると予備調査をやりまして、この中でダムを建設することが可能であるかどうかという調査をやっていくわけですが、可能であればそこに基本計画を策定し、実施計画に入る、こういう段取りだと思うのですが、この前、大分県の例を申し上げたのですけれども、筑後川上流地帯のダム群の建設について建設省としても非常に意欲的に進んでまいったわけでありますけれども、御承知のように東有田の地域にダム群ができることになっておりましたが
山の木を切ったという感情的な問題として若干とらえているようでありますが、そうではなくてやはり室原さんが主張したことは筑後川上流計画のマスタープランが全くないのではないかということが非常に論点でありましたし、その後この地質の問題なり堆砂量の問題などがだんだんと明らかにされていく経緯というものをたどったわけであります。
そのためには、どうしても深井戸に依存をしないためには水源の転換を考えなければなりませんので、現在われわれのほうでは筑後川水系の基本調査をやっておりまして、この中で筑後川上流の水資源開発の一環としてのダムに依存いたしますかあるいは周辺の川の水を引っぱってきますか、いろいろなことを現在考えて調査をやりまして、基本的にはやはり深井戸に依存しないような方向でものを考えていきたい、こういうふうに考えております
○田中一君 三十六年に特別措置法として成立いたしました公共用地取得に関する用地収用の問題について、その際にも、提案された政府に質問しておいたのですが、一体建設大臣は、今回の筑後川上流の下筌ダムについて、いろいろ被収用者の抵抗があったにかかわらず強制執行いたしました。
だから問題は、筑後川上流は二つの大きい玖珠川と大山川とに分かれていて、その洪水を調節して下流の水害をなくそうとするわけでしょう。それを片一方の大山川の下筌・松原だけに高堰堤のダムを作って——ほかにバック・ウォーターとかいろいろな問題がありますよ。
○国務大臣(村上勇君) 筑後川上流の松原、下筌ダムにつきまして、今日土地の問題が非常な問題になっておりますことは御承知の通りであります。
この保障されている権利というものに対する補償というものが十分でないからこそ、憲法の規定というものに抵抗してまで、筑後川上流の下筌ダムのような問題が起きるわけなんです。
関する陳情書 (第四五五号) 公共事業用土地の評価適正化等に関する陳情書 (第四五七号) 公営住宅の払下げに関する陳情書 (第四六〇号) 公営住宅建設促進等に関する陳情書 (第四六一号) 同 (第四六二号) 低額所得者用住宅建設に関する陳情書 (第四六三号) 淀川及び大和川改修事業促進に関する陳情書 (第四六五号) 大和川改修事業促進に関する陳情書 (第四六六号) 筑後川上流
それから大分県の日田の付近の問題でございますが、御承知のように大分県日田の付近の改修は、二十八年の災害の直後に災害が非常に多かったために、改修とあわせて施工するために始められた工事でございまして、現在においては相当工事量も多くなっておりますし、また筑後川上流の一円の調査も実施しておるわけでございまして、この事務所の設置につきましては、ただいま地方建設局からその要望がございまして、目下本省において検討中
次いで翌日福岡県瀬高町及び矢原町において矢部川の決壊個所を視察し、八女地方事務所、久留米市、浮羽地方事務所において被害の状況及び復興状況の説明を聞き、同地の災害個所を見、更に筑後川上流の夜明けダムに行き、筑後川沿いに朝倉郡の大福村等の状況を見て参つたのでございます。
人的被害もさることながら、農耕地、山林の被害のみで七十五億に及び、被害総額の半ばに近い率を占めており、大分川、大野川流域の大分郡、大野郡、直入郡を中心とした被害も相当額に上り、特に筑後川上流流域の激流による日田市・郡、玖珠郡の被害は甚大であり、県財政は貧困である上に、これら地帯の被害による収入減は巨額に上ると見られるので、いかに県財政の節減に努力しても、数億円程度しか復旧費にまわす余裕がないといわれている
一方、筑後川上流に位置する日田市におきましては、三隈川及びその支流花月川が比較的狭窄部をなしている小渕町付近において、また庄手川が日高町において浸水し、市街はごく一部を除いてことごとく浸水を見たのでありますが、地元におきましては、これら三川合流点に対する早急なる根本的改修計画の樹立及び筑後川の直轄区域を三隈川、花月川にまで延長されんことを、強く要望いたしておるのであります。
○米田政府委員 第一の御質問の点は、筑後川上流——これはおそらく日田付近のところだろうと思うのですが、筑後川についても、実は、先ほどの白川の御説明を申し上げたと同様な処置で、すぐ調査に着手いたしたいと思つております。調査の方針も、実はできるだけ上流にダムをこしらえて、洪水調節を上流でしたいという考え方をいたしております。